50歳台で考える老後のお金
老後のお金の準備は50代で始めても十分に間に合います!
FP資格 PR

FP3級試験に独学で合格するための勉強方法4つのステップ

FP資格のイメージ画像
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

この記事ではFP3級試験に独学で合格するための勉強方法を、4つのステップに分けてお伝えします。

ところで、職業能力開発促進法の規定により認定されるのがファイナンシャルプランニング技能士の資格で、難易度の高いものから1級、2級、3級の3段階で構成されています。

FP3級試験は、法律に基づき実施されるファイナンシャルプランニング技能士3級の資格を取得するための試験なので、何もしないで合格できるほど簡単なものではありません。

ただ、ファイナンシャルプランニング技能士の中では入門に位置付けられるので、難易度が驚くほど高いわけではありません。

しっかりと勉強すれば合格圏内に入ることは決して難しくないのがFP3級試験です。

それでは、FP3級試験の勉強方法をお伝えした後に、FP3級試験に独学で合格するための勉強方法4つのステップへと続けていきたいと思います。

FP3級試験の勉強方法は通信or独学

資格試験の勉強方法は、通学講座・通信講座・独学の大きく3つに分類されます。

では、FP3級試験はどうでしょうか。

FP3級試験の場合、通学講座を実施している学校はほとんどないと思われます。

その理由はFP3級の難易度がそれほど高くはなく、最初からFP2級を目指す人が多いためです。

したがって、FP3級試験の勉強方法は通信講座か独学かを選択するのが一般的です。

ところで、私はかつてファイナンシャルプランナーとして一般の方を対象としたライフプランセミナーなどの講師を務めていて、受講生の方からファイナンシャルプランナー資格のご質問を受けることもありました。

ある程度の知識や経験を有する方にはFP2級、そうでなければFP3級の内容をお伝えしていますが、FP3級試験はやる気さえあれば独学でも合格できるとご案内をしています。

では、独学をおすすめする理由はどこにあるのでしょうか。

ここでは箇条書きでお伝えをしていきます。

FP3級試験で独学をおすすめする理由

FP3級は独学でも合格できるレベルの試験である

独学は費用を抑えて学ぶことができる

独学は自分のペースで進めることができる

それでは、FP3級試験に独学で合格するための勉強方法の4つのステップをご案内していきます。

FP3級試験に独学で合格するための勉強方法

それでは、FP3級試験に独学で合格するための勉強方法を4つのステップに分けてご案内していきます。

ステップ1 勉強する期間を設定する

FP3級試験に独学で合格するため最初にすることは、勉強する期間を決めることです。

通信教育の場合は受講期間が定まっている場合が多いのですが、独学に期間の定めはありません。

独学の場合、勉強する期間が自由に定めることができるのが魅力の一つとはいえ、やはり計画は立てておきたいところです。

FP3級試験に合格するための時間はどの程度必要か。1ヶ月当たりでどの程度の時間を勉強時間に割くことができるか。

これが分かれば、勉強する期間を決めることができます。

幸い、FP3級試験は年に3回実施されているので、試験日から逆算をすれば勉強のスタートを決めることもできます。

また、勉強する期間が決められたら、ステップ2以降を参考に受検までのロードマップを作成することも大切です。

ステップ1のポイント

⇒ 勉強の期間を決めて、さらに細かなロードマップを作成する。

ステップ2 テキストを購入する

通信講座は最初からテキストがセットされています。それに対して、独学の場合はテキスト選びから自分でする必要があります。

テキストを選ぶポイントは、次のとおりです。

テキストを選ぶポイント

テキストは必要最小限にとどめる。

テキスト選びは金額や出版社で決めない。

テキストはインターネットではなく、できるだけ大きな書店で購入する。

テキストは自分のフィ-リングにあったものを選ぶ。

通信講座と独学の大きな違いは費用です。費用をできるだけ抑えたい方は、独学を優先したいところです。

ところが、テキストをたくさん購入してしまう人が結構います。

テキストをたくさん買うと費用は嵩むし、限られた時間で対応することも困難になります。独学の場合、テキストを絞るというのもポイントの一つです。

ステップ2のポイント

⇒ 自分に合ったテキストを確認して必要最小限の冊数を購入する。

ステップ3 アウトプットを重視する

資格試験の勉強はインプットとアウトプットが大切です。

インプットは知識を習得すること。アウトプットは過去問や予想問題を実際に解くことです。

資格試験によっても違いはありますが、FP3級試験はアウトプットにより多くの時間を割くことが大切です。

その理由としては、FP3級試験は出題の傾向にパターンがあること、そして問題数が多いことです。

もちろん過去とまったく同じ問題が出るわけではありませんが、過去問を解くことによって実際の試験の傾向を把握することができます。

またFP3級試験は時間の割に問題数が多いので、あらかじめ時間配分をつかんでおくことも大切です。

このことを前提にステップ2に戻ると、FP3級試験のテキストはインプット用で1冊、アウトプット用で1冊が理想と言えそうです。

もちろん、インプットとアウトプットが1冊にまとまっているものでも悪くはないと思います。

なお、アウトプット用のテキストについては、1回解答して終わりではなく、2度・3度と繰り返し解くことが望まれます。

そしてどうしても正答できないときは、再度インプット用テキストでその部分を確認なさってください。

ステップ3のポイント

⇒ アウトプットを重視し、同じ問題を何回も解くようにする。

ステップ4 進捗状況を確認する

独学の魅力は費用を抑えられること、そして自分のペースで進められることです。ただ自分のペースというのは案外と曲者です。

FP3級試験を受けるのは多くの場合、時間に追われている方だと思います。他にも優先しなければいけないことがある方は、どうしても計画よりも遅れてしまいます。

これは仕方のないことですが、できれば一定期間ごとに進捗状況を確認し、可能であれば修正を行ってください。

たとえば勉強期間を3ヶ月としている方であれば1ヶ月ごと、1ヶ月としている方であれば1週間ごと。

設定する期間は任意ですが、できれば一定期間ごとに進捗状況を確認することをおすすめします。

ステップ4のポイント

⇒ 適宜、進捗状況を確認する。

まとめ

FP3級試験に独学で合格するための勉強方法を、4つのステップに分けてご案内してきました。

先ほどもお伝えしたとおり、独学は費用は抑えられるし、自分のペースで進められるというメリットはあるものの、効率という面では通信講座に劣ります。

効率性で劣ると、独学の方が合格までの道のりが長くなってしまう可能性があります。

多少の費用が掛かってもどうしても早く合格したいという方は通信講座がおすすめです。

それでも独学を選びたいという方は、ぜひ、上記のステップをお読みになり勉強を始めてください。

ステップ1と2は、勉強を始める前のステップ。

ステップ3と4は、勉強を始めてから合格するまでのステップです。

この記事が、独学でFP3級を目指す方の参考になれば幸いです。

なお、FP3級試験に関してのテキスト選びや勉強時間に関しては、別の記事でご紹介をしています。

この記事の本文中にリンクを貼っていますので、お時間のある方は合わせてお読みになってください。